天然・合成に限らず、添加剤が使用されている
天然・合成に限らず、基本的にサプリメントには添加剤が使用されているものです。
それを踏まえた上で、大前提として含まれている添加物の安全性が大切な要素です。
添加物というと、全てが悪いモノのように捉えがちですが、
錠剤タイプのサプリメントを湿気や酸化から守るためや、また飲みやすくする為に使用されるコーティング剤(光沢剤)などのように、利用者にとって幾ばくかのメリットの為に使用されているものもあります。
メーカー側の都合
しかし、 製造過程での生産性向上や保存性の為に使用せざるをえないといった、メーカー側の都合による理由が多いのではないでしょうか?
例えていいますと、錠剤タイプのサプリメントには増粘剤や乳化剤が必ずといってよいほど使用されています。
これは栄養素だけでは固まらないからで、これらのを添加剤使って、錠剤の形にしているのです。
増粘剤として非常によく使用される代表格が「ショ糖脂肪酸エステル」というモノです。
栄養素と添加物の割合
サプリメント1錠に含まれる栄養素に対して、どれぐらいの添加物が含まれているかという、『栄養素と添加物の割合の比率』も重要です。
栄養素が微量しか含まれておらず、半分以上は添加物であるというモノを摂取したとしても、それでは添加物を摂取する為にサプリメントを服用しているというバカバカしい事態になります。
ラベル表示
サプリメントでは、添加剤は必ずしもラベルに記載しなくてもよいことになっているので、香料や甘味料などの一部の添加剤名を表示していても、含まれている全ての添加剤を詳細に記載している事は稀です。
製品のラベルに表示されている原材料欄に栄養素の主成分とともに、使用されている添加剤も明記される場合もあるので確認が必要です。
しかしながら、添加剤の含有量まで詳細に表示されている事は少ないので、含有比率までは判断できません。