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ビール酵母について

ビール酵母とは、麦汁を発酵させる時に使われる酵母のことで、これが発酵するとビールになります。そのため、ビール酵母には麦汁の栄養分がたっぷり含まれています。

ビール酵母には、タンパク質や食物繊維、ビタミンB群の他、 カリウムやマグネシウムなどのミネラル類の栄養分が豊富に含まれており、中でもタンパク質には体内で生成できない必須アミノ酸全てが含まれています。

ビール酵母のタンパク質の特徴は、8種類の必須アミノ酸のバランスがとれていることです。

ビール酵母の働きや作用など

ビール酵母に含まれるミネラル群のカリウムが、塩分を一定に保つ働きがあるので、高血圧を予防します。

その他、日本人に不足しているといわれるカルシウム、微量ミネラルとして貧血予防に欠かせない鉄分、血糖を調整するインスリンの合成などに深くかかわる亜鉛も含まれています。

また、ビール酵母に含まれる有効成分グルタチオンには抗酸化作用があり、老化防止に効果があるとされています。

マイタケなどのキノコ類には免疫力を強化させる多糖体が含まれることで、ガンと免疫とのかかわりが注目されいますが、ビール酵母の細胞壁はグルカン・マンナンという多糖体で覆われており、免疫力を強化する働きがあることが分っています。

他にもビール酵母の整腸作用により、乳酸菌が腸内で増殖するのを助けたりします。

ビール酵母の摂取で期待される効果や効能など

・高血圧・糖尿病の予防
・エネルギー代謝の活性化
・胃腸の働きを活発にする
・肝臓の機能を高める
・疲労回復作用など