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ギャバについて

ギャバとは、アミノ酸の一種であるγ-アミノ酪酸(Gamma-Amino Butyric Acid)を省略した呼称です。

ギャバは、人間など哺乳動物の体内において脳などに多く存在しており、 抑制性の神経伝達物質として重要な役割を果しています。

食品では発芽玄米、味噌、醤油などに多く含まれており、発芽玄米に含まれるギャバは白米の約10倍と言われています。

ギャバの働きや作用など

ギャバは体内において睡眠中、特に深い眠りに入っているときに生成されるため、睡眠不足はこのギャバ不足にもつながるとされており、上記のような食品から摂るように心掛けたいものです。

ギャバは中枢神経系の神経伝達物質として関与しており、大脳の働きも調整して思考力や感情等を正常に働かせるのに機能しています。

健康を管理している間脳の血流を活発にして、脳への酸素供給量を増やしたり、脳細胞の代謝機能を高める働きがあることから、脳が必要としている栄養素であるといえます。

他にもギャバには、高すぎる血圧を下げたり、中性脂肪を抑える、腎臓や肝臓の機能を高めるなどの優れた働きがあると言われています。

ギャバの摂取で期待される効果や効能など

・精神安定をはかる
・高血圧の予防と改善
・糖尿病の予防と改善
・中性脂肪の増加抑制
・動脈硬化を抑え、脳卒中の予防と後遺症の改善
・免疫力のアップ
・更年期障害の予防と改善
・痴呆症の改善
・関節痛、筋肉痛の軽減
・頭痛、耳鳴りの改善など