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核酸(DNA・RNA)について

核酸とは、細胞の核という中心部分に大量に存在し、遺伝現象を支配する物質で、生命の基本物質であり、最重要の生体成分といえます。

核酸にはDNA(デオキシリボ核酸)とRNA(リボ核酸)があり、これらがセットになって細胞分裂、すなわち新陳代謝を担っています。

核酸は食品から摂取するだけではなく、体内で作り出すことができますが、体内での合成量も肝臓や腎臓の機能低下にともなって低下していきます。

核酸(DNA・RNA)の働きや作用など

人は睡眠中(特にPM11:00~AM3:00)脳から成長ホルモン(HGH)が出され、身体の修復・回復が行われるのですが、その時、材料になるのが核酸(DNAとRNA)というわけです。

核酸には神経成長因子としての働きがあり、痴呆症の改善と学習記憶力の向上に効果的です。

核酸は血管拡張作用があり、毛母細胞まで栄養がいきわたり発毛を促したり、また、発ガン物質や放射性物質から細胞を守るとともに、傷付いた遺伝子を修復し、ガン細胞を死滅させる働きがあります。

核酸は体内(肝臓)でアミノ酸などから合成する方法(デノボ合成) と、食物からとった核酸を各細胞で再利用する方法(サルベージ合成)があり、体内で作られる核酸がガン細胞の栄養になりやすいのに対し、外から摂る核酸はガン細胞を死滅させることもわかってきました。

核酸(DNA・RNA)の摂取で期待される効果や効能など

・抗酸化作用
・ガン細胞の増殖は抑える
・動脈硬化を予防・改善
・血流改善作用
・肝機能を高める
・アレルギー症状の改善
・精力減退症状の改善
・老人性痴呆症の予防・改善
・糖尿病の改善や合併症の予防など