冬虫夏草について
冬虫夏草は、自然度の高い森林や里山、雑木林などに発生する菌類の一種です。
生きた昆虫やクモなどに寄生したキノコの一種で、昆虫の生命を奪って生育していきます。
冬虫夏草にはさまざまな種類が存在し、セミにしか寄生しないセミタケ、ハチにしか寄生しないハチタケ等々、冬虫夏草の種類によって宿主となる虫は決まっているそうです。
冬虫夏草に含まれるβ-グルカン(多糖体)は、普通のキノコの100倍以上と言われており、β-グルカンが多く含まれていることで有名なアガリスク茸と比べても10倍以上多く含まれているそうです。
冬虫夏草の働きや作用など
冬虫夏草は不老長寿の薬ともいわれており、中国では古来より強壮・精力増強、疲労回復などの効能があるとされ愛用されています。
冬虫夏草は心肺機能を高められるとされており、中国では喘息や気管支炎などの改善に用いられていることが多いそうです。
また、冬虫夏草には脳への酸素供給を増やし、集中力や記憶力を向上させる効果にも期待が持たれています。
他にも、抗酸化物質であるSOD酵素(スーパーオキシドディスムターゼ)の増加を促進し、細胞を損傷して老化を早めるほか、生活習慣病をはじめとするさまざまな病気の原因となって活性酸素の除去に貢献することから、身体の錆びつきを抑制し生活習慣病などの予防にも期待が持たれています。
冬虫夏草の摂取で期待される効果や効能など
・免疫力の強化、免疫バランスの調整
・抗腫瘍作用
・抗酸化作用
・コレストロール値の抑制
・動脈硬化予防
・血圧降下作用
・生活習慣病の予防
・老化防止