コラーゲンについて
コラーゲンとは、体内に最も多く存在するタンパク質の一種で、 生体の全タンパク質の２０〜４０％を占めています。
コラーゲンの役割は、全身の細胞をつなぐ結合組織を構成したり、 肌・髪・爪などの新陳代謝の際に必要とされ、私たちの身体を形成し機能させるために重要な物質です。
コラーゲンの働きや作用など
コラーゲンは体中の至る所に含まれ、皮膚のコラーゲンはお肌をみずみずしく保ち、軟骨のコラーゲンはクッションの役割をして、血管のコラーゲンは血管をしなやかにして、内臓のコラーゲンは各臓器が円滑に働くようするなどさまざまな作用をします。
皮膚の表皮の下にある真皮の約７０％がコラーゲンであり、 真皮中のコラーゲンの退化や不足でシワができたりします。
目に関して言えば、水晶体の中のコラーゲンが改善されて白内障を予防したり、角膜を形成している繊維が本来あるべき状態に規則正しく層状をつくるので、視力の回復が見込まれます。
ビタミンＣと一緒に摂るのがよい
コラーゲンは食間や就寝前にビタミンＣと一緒に摂るのがよいとされています。
但し、食べた動物由来のコラーゲンがそのまま体内で吸収され、人体のコラーゲンとして利用されることはありません。
コラーゲンに限らずタンパク質は、胃や腸の中で構成要素であるアミノ酸に分解されてから吸収され、それから必要な場所に運ばれて、細胞がそれを材料に使ってタンパク質を組み立てます。
従って、食品等でコラーゲンを摂るということは、身体の中でコラーゲンを合成する材料を供給するということになります。
コラーゲンの摂取で期待される効果や効能など
・肉体疲労・眼精疲労の回復、改善
・肝臓・腎臓・膵臓の機能正常化
・骨粗鬆症・肩こり・腰痛・関節痛の予防、緩和
・老化防止
・便秘・冷え性・貧血などの予防、改善
・シミ・しわ・かさつき・抜け毛などの予防、改善
