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ウコンについて

ウコンはインド原産のショウガ科の多年草で、ウコンの英名は「ターメリック」。

国内では沖縄が日本最大のウコン栽培地なのですが、亜熱帯植物であるウコンの育成には、肥沃な土壌と豊富な太陽エネルギーとが必要なのです。

ウコンの働きや作用など

ウコンの黄色色素は苦味のあるクルクミンと呼ばれる物質で、クルクミンには胆汁の分泌促進作用があり、肝細胞が刺激され肝機能が高まるので、肝臓の大切な働きである解毒作用も強くなり、肝臓の機能回復に有効であると言われています。

また、クルクミンは体内で腸から吸収されると「テトラヒドロクルクミン」という強力な抗酸化物質に変化するので、身体に有害な活性酸素を消去する抗酸化作用があります。

更にウコンには多くの精油成分(ターメロール・シネオール・カンファー・クルクモール、α-クルクメンなど)が含まれていて、これらの成分には、抗腫瘍作用・健胃作用・殺菌作用・抗炎症作用などの働きがあります。

ウコンの摂取で期待される効果や効能など

・強肝作用、健胃作用
・抗酸化作用
・抗血栓作用
・抗菌、抗炎症作用
・利尿作用など

秋ウコン・春ウコン・紫ウコン

本来ウコンとは日本でいう秋ウコンのことをさし、春ウコンや紫ウコンなどは同じショウガ科の仲間でウコンと似た構造をもっていますが全く別の品種です

・秋ウコン (正式名ウコン)
・春ウコン (正式名キョウオウ)
・紫ウコン (正式名ガジュツ)

一般的にクルクミンの含有量が最も多いウコンが秋ウコンで、精油成分が多く含まれているのが春ウコンや紫ウコンと言われています。